時をさかのぼり明治四十一年(1908)。現在の西船周辺にあった「正覚寺」と「延命院」というお寺が合併しました。当時、西船周辺が「山野村」と呼ばれていたことから、山号を「山野山」とし、寺の名前である寺号は、正覚寺の「正」・延命院の「延」をいただき「正延寺」としました。これが山野山正延寺の始まりです。その後、昭和四十九年に現在の本堂が建立され、大きな火災に遭うこともなく現在に至ります。
胎蔵五智如来
正延寺の胎蔵五智如来は、江戸時代に合併前の正覚寺の地中より発見されました。 当初は、損傷が激しく正確な製作年代は不明でしたが近年の調査により、平安時代ごろの作であることが判明しました。
※正延寺のご本尊さまは「秘仏」であり、平時に公開はしておりません。年に一回、正月の元日護摩法要のときのみ、ご開帳しています。
正延寺の本堂
ご本尊さまをはじめ、真言密教を伝えた僧侶の掛け軸があります。
伝持八祖
曼荼羅
十王図
正延寺の境内
素敵な花々のほかに、灯篭や仏塔がたくさんあります。四季折々の景色とともに、どうぞお楽しみください。
正延寺のアクセス
〒273-0031 千葉県船橋市西船3丁目3−4